2026年、観測機器および観測者の移動記録。
世界に打ち込まれた500の「痕跡」を起点とし、
その純度を段階的に高めていくことで、この一年の地図を再定義する。
この世界に存在するあらゆるものには、ここにある意味がある。 人も、建物も、朽ちかけた電柱も、誰も来ない道も。 私はカメラを持って外に出る。 調査員として、採集者として。 座標を打ち、シャッターを切り、タイムスタンプを刻む。 それは証明だ。 私がここにいた。この光を見た。この空気の中に立っていた。 観測機器が積み重ねてきたAEMI(Accumulated Exposure Memory Index)—— その数値は、私たちが共に歩んできた距離そのものである。 やがて私がいなくなっても、 この座標と時刻と光は、地図の上に残り続ける。 これは測量記録である。